在日コリアン青年連合(KEY)

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もやもやQ&A 「ダブル」について(No.005)

May 10, 2019

Q. 私は父が日本人で、母が在日コリアンです。ただ、母は私が生まれる前に帰化して国籍は日本となっており、当然私も日本籍として生まれてきました。それでもルーツが朝鮮半島にあるから、在日コリアンと言えるのでしょうか?在日コリアンとわれても「本名」や「通名」というものがなく、在日コリアンと言えるものが自分の中で存在しません(No.005) 

 

 

 

A-1. 在日コリアンであるという最も分かりやすい根拠として国籍や名前があることは私自身否定できません。でも、生活の中に、日本人ではないものがあったりしませんか?(食べ物、ことば等)何よりもアイデンティティというものは育んでいくことに価値があるのではないかと考えます。なぜ、お母さんは日本籍に帰化したのか、母方の家族は国籍を保持したり本名を使って生活しているのか、祖先はどのようにして日本に渡ってきたのか、どんな生活をしていたのか等、このように家族のルーツをたどることでも、その時の時代背景はどうだったのか、いろいろ調べたり、考えたり、思いをはせたりすることができます。この過程で、アイデンティティが育まれたりします。育むことで大事なことは、その過程で価値観を磨き、その磨かれた価値観を持ってよりよく生きていこうとすることです。

 

 

 

 

A-2.  私も父が日本人、母が在日コリアンで帰化をしているため、日本籍を所有しています。名前は、幼い頃から日本名を使っているため、「本名」や「通名」という言葉には親近感がなく、むしろ違和感を持つときもあります。自分のルーツがどこにあるのか、と考えると何か大きい課題を突き付けられたように感じてしまうかもしれません。私もそうでした。しかし、もう少し身近な日常生活の中での、小さな疑問としてルーツの問題を考えることができるのではないでしょうか。自分はなぜ今ここにいるのか?なんでこのような疑問を持ち、考えるのか?自分の家族やおばあさんおじいさん、またはもっと前に生きた人はどんなことを思っていたのか?何を考え、どのように生活していたのか?と。ルーツとは、「国籍」、「血統」によって決められるものではなく、自分の家族や周囲の人々のことを知り、その人々と自分との関係性を知っていくことだと思います。ですので、今後ゆっくりとご自身のタイミングと歩調で家族史や家族のことを知っていくのはどうでしょうか。

 

 

 

A-3. 日本国籍を持つあなたは、政治的にも世間からも歴とした「日本人」とみなされ、「君考え過ぎだよ。ウチらと同じ日本人じゃん」と周囲の人は違うベクトルからあなたのもやもやを晴らそうと気遣って言うかもしれません。 ただ、それではスッキリしない気持ちがあるからここまで検索して探してみてくれてると思います。 私たちKEYやその他の在日コミュニティは、「韓国籍の子も日本籍の子も、ご先祖様が朝鮮半島出身であれば、同じ在日コリアンだよ!同胞だよ!」というスタンスで集まっています。そこで考えて、楽しんで、議論して自分の定義を模索していくのも一つの方法だと思います! 

 

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